ノーベル平和賞を受賞した日本被団協。授賞式から一夜明けた11日、長崎市では受賞を祝福する声や被爆者なき未来に向けた決意の声などが聞かれました。

長崎市の平和公園では授賞式翌日の11日も多くの観光客の姿がみられました。

大阪からの観光客:
「ノーベル平和賞のニュースも見たしもう1回訪れてみようかなと」「頑張ってほしい」

沖縄から修学旅行で来た中学生:
「ウクライナやガザも日本は関係ないとは言いきれない。戦争じゃなくて話し合いとかで問題解決できるような世界になったら良いなと思います」

長崎原爆資料館では、日本被団協がノーベル平和賞に選ばれた10月以降、長崎スタジアムシティの開業などもあり個人客が2割前後増加しています。来館者からは、被団協のノーベル賞受賞を祝福する声や平和の実現を望む声が聞かれました。

愛知からの来館者:
「(受賞は)もっと早くても良かったとは思います」「戦争が世界で注目されている今、日本が伝えられること、戦争がなくなってほしいという願いが世界にどんどんつながってほしいと思います」

東京からの来館者:
「結構広島のことは知っていても長崎のことは知らない外国の方がいてびっくりしていたので、長崎の方が長崎のことを話されたのは良かったなと思いました」「世界が危ない今、改めてこの平和を大事にしなきゃいけないなと思いました」

カリフォルニアからの来館者:
「ここに来る前にざっと調べた。詳しくは知らなかったんですが、受賞は誇りを持つべきことで、彼らの受賞は嬉しいです」「いまの状況はかなり厳しく、これからはみんながお互いに繋がってサポートしたり尊敬したりすることが1番大事だと思う」

東京からの来館者:
「実際体験された方が少なくなって残された私たちはそういうことを忘れないようにしなければならないと強く思いました」