日本とアメリカ、フィリピンの3か国の高官による海洋協議がきょう(10日)都内で初めて開催され、中国が威圧的な動きを強める南シナ海をめぐり連携を強化していくことで一致しました。
協議はおよそ3時間半行われ、外務省の中村亮南部アジア部長やアメリカのNSC=国家安全保障会議のラップフーパー上級部長、フィリピンのラザロ外務次官らが出席しました。
今年の4月、日本とアメリカ、フィリピンによる初の首脳会談が開催されたことを受け、中村南部アジア部長は「3か国の協力関係は前例のないレベルに達している」と強調。
南シナ海で中国当局の船がフィリピン船に放水砲を発射したり、衝突したりするなど威圧的な行動を強めるなか、3か国は連携を強化し、力による一方的な現状変更の試みに反対することを改めて確認しました。
また、日米両国は南シナ海で平和的な解決に努めるフィリピンの立場を支持したうえで、2016年に中国の主権の主張を退けた国際仲裁裁判所の判断に紛争当事国は従うべきだと改めて表明しました。
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