国会ではきょうから、今年度の補正予算案と政治資金規正法の再改正に向けた与野党の本格論戦が始まります。国会記者会館から中継でお伝えします。
石破総理としては、補正予算案の成立と政治資金規正法の再改正を年内に決着させたい考えですが、同時並行で進む議論の先行きは不透明な情勢です。
まず、補正予算案ですが、きょうの午前中の委員会では石破カラーの政策について、質疑が行われました。
自民党 中谷真一 衆院議員
「総理の『アジア版NATO』に関しての考え方をお聞きしたいと思います」
石破総理
「今、ヨーロッパ、ウクライナで起こっていることは、あすのアジアかもしれないと考えたときに、(アジア版NATO構想を)最初から駄目と決めつけるのは思考停止だと思っています」
一方、臨時国会の焦点の一つ「政治改革」をめぐっては、このあと特別委員会が開かれ、政治資金規正法の再改正に向け、各党が議論を本格化させます。
自民党が政策活動費を廃止する改正案を提出する一方、立憲民主党やほかの野党の一部は企業・団体献金を禁止する法案を提出しています。
また、けさになって、新たな動きも出ています。
▼立憲民主党などが政治資金の透明化に向けた法案を、▼公明党は国民民主党と政治資金をチェックするための第三者機関を国会に設置する法案を共同で提出しています。
政治改革をめぐり、各党の意見の隔たりは大きく、石破総理は少数与党となるなか、難しい舵取りを迫られています。
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