家族の世話などを日常的に行う子どもヤングケアラーの支援を考える会議が行われました。


支援のパイプ役となるコーディネーターを養成するとしています。

ヤングケアラーとは、本来大人が担う家族の世話などを日常的に行うことで権利が守られていない子どものことです。


2021年、山梨県が小学6年生から高校3年生までを対象に行った調査では、6.1%2400人余りが該当するとされています。


このヤングケアラーへの支援計画を策定するための教育関係者や支援団体らで作る会議が開かれ、社会全体で支援体制を整える事が大切といった基本理念が示されました。


そのうえで支援が複雑、多岐にわたる事から支援のパイプ役となる「ヤングケアラーコーディネーター」の養成研修を市町村の職員などを対象に11月から始めるとしています。


山梨県 子ども福祉課 篠原孝男 課長:
「山梨コネクトヤングケアラー」、「ヤングケアラーに気づいてつながろう」をキーワードに、今後きめ細かい支援をしていきたい。

山梨県では11月中旬に支援計画の素案を取りまとめたいとしています。