“ウェブクラウドの料金の未納料金を払わないと裁判” になると言われて、30代の女性が現金79万5,000円をだまし取られる詐欺の被害にあっていたことが8日までにわかりました。
富山南警察署によりますと11月30日、富山市に住む30代の女性の携帯電話に “ウェブクラウド相談窓口” と称する男から電話があり「料金29万5,000円が未納です。払わないと民事裁判になります」など言って料金の支払を求めてきました。
30代女性は、男の言う通り通話を続けながら近くのコンビニエンスストアのATMに出向き、指定された口座に現金29万5,000円を振り込みました。
その後、保護協会を称する男から電話があり、「他にも2件分未納があります」「今払い込めば近いうちに返金される」などと言ってきたので、30代女性は近くの金融機関のATMから50万円を振り込みました。
すると、サイバーセキィリティーセンターと称する男から電話が入り、現金を要求されたことから30代女性は不審に思い警察に相談、詐欺の被害に気付いたということです。

警察は、一方的に「利用料金が未納になっている」とのメールや電話で口座に現金を振り込ませるのは詐欺の手口であるとしています。
そのうえで、不審な電話があった際は一人で悩まず、家族や警察に相談するよう呼びかけています。














