7日、米子市内のスーパー内にある鮮魚販売店がフグを未処理のまま販売していたことがわかり、保健所が絶対食べないよう強く注意を呼びかけています。

米子保健所によりますと、7日午前9時ごろ、米子市淀江町の業務スーパー淀江店内にある「旬鮮いけよし」から米子保健所に「未処理のフグを販売してしまった」と連絡がありました。

誤って販売されたのは、未処理のマフグ2匹です。

フグの有毒成分であるテトロドトキシンは猛毒で、摂取すると死亡率が高く、食後20分から3時間程度でしびれやまひ症状が現れ、口唇から四肢、全身に広がり、重症の場合は呼吸困難で死亡することもあります。

フグの種類により毒性部位も異なり専門的な知識が必要なため、ふぐ処理師の免許が必要です。

米子保健所は購入した人に対して、自ら処理を行うことは絶対にせず、食べないように注意喚起するとともに、すぐに保健所に連絡するよう呼び掛けています。

【連絡先】米子保健所生活安全課:0859-31-9321