ノルウェーで開かれるノーベル平和賞の授賞式に向けて、日本被団協の代表委員が広島を出発しました。
日本被団協の箕牧智之代表委員は7日午前11時ごろ広島駅を出発しました。

ノーベル賞委員会などに贈る銅板で作られた折り鶴を手に、授賞式に向けた意気込みを語りました。
日本被団協 箕牧智之代表委員
「広島の被爆者のみなさんが無念の思いの中で亡くなっていかれた34万人のお名前が原爆慰霊碑にありますが皆さんに代わって訴える機会があればと願っています」

全国から集まる代表団は8日に日本を出発し、10日にノルウェーのオスロで開かれる授賞式に出席します。代表委員が受賞演説を行うほか、現地で関連行事や若い世代への被爆証言などを行う予定です。
