高齢化が著しい山梨県峡南地域の医療再編です。
市川三郷病院から富士川病院へ入院機能を集約する動きがあることが分かりました。

峡南地域では著しい高齢化に対応するため、限られた医療資源を有効に活用する対策が求められています。

今年度は富士川町の峡南病院で15床、身延町のしもべ病院で17床を削減し、在宅医療へ人材を再配置するなど体制を整備しています。

こうした中、長崎知事は6日の県議会で市川三郷病院から富士川病院へ入院機能を集約する予定があることを明らかにしました。

山梨県によりますと2つの病院は今峡南医療センター企業団が運営していて、市川三郷病院は現在の90床をなくし診療所化するということです。時期は未定です。

なお身延、早川、南部の3つの町にある4つの医療機関も将来的な経営統合に向けて協議が進められていて峡南地域の医療再編に向けた動きが加速しています。