チェーンソーで木を切り倒す技術を競う恒例の競技会が5日、岩手県矢巾町で開かれ、今回初めて林業を志す高校生が参加しました。
この競技会は、林業の担い手の育成や作業の安全性の向上を目的に、岩手県の盛岡広域振興局が毎年開いているものです。
競技会には今回から高校の部が設けられ、盛岡農業高校で学びながら林業を志す2年生8人が初めて参加しました。
競技はチェーンソーを使い、1分の制限時間内に丸太から決められた厚さの2枚の円盤を作成する技術を競います。
生徒たちはこれまでに3回、県の職員からチェーンソーの使い方の指導を受けていて、競技会本番でも慌てることなく作業に集中していました。

参加した高校生たちは、競技を通して林業の担い手となる決意を新たにしていました。