11月行われたスピードスケートのワールドカップの2つの大会で連続優勝を果たした吉田雪乃選手が母校の盛岡工業高校を訪れ、後輩たちに優勝を報告しました。

4日午後、学校の体育館に首から2つの金メダルを下げた吉田選手が現れると、盛岡工業の生徒およそ680人からは大きな拍手が送られました。
吉田選手は11月22日、長野市で行われたW杯開幕戦の女子500メートルで自己ベストを更新する37秒74で初優勝。
続く29日の北京大会ではさらに記録を更新して37秒68で2大会連続優勝を果たしました。
吉田選手は盛岡工業高校を卒業後も市内の企業に所属しながら主に母校でトレーニングを積んでいて、日ごろの支援への感謝の言葉を述べました。

(吉田雪乃選手)
「自分が大きな大会でメダルを持ってくるということが今までジュニアでしかなかったので、シニアの大会で獲得できたのは自分の中ですごく嬉しいですし、それを皆さんに見せて喜んでもらえるということがどれだけ嬉しいのかわかりました」

吉田選手は来週、青森県八戸市で開幕する全日本選手権に出場する予定です。