少年院を出所した後の少年が、暴力団や“トクリュウ”による犯罪に関与するのを防ごうと、警視庁は都内の少年院で特別講演を行いました。
ロバート 山本博さん
「今しかできないよということが、いっぱいあるんですよ。今が一番チャンスだから、自分の思っていることに思いっきり飛び込んでみて下さい」
東京・八王子市の多摩少年院できょう行われた特別授業には、お笑いトリオ「ロバート」の山本博さんが登壇し、「千の言葉より一の挑戦」というテーマで、芸人になったいきさつや、自身の経験を通して挑戦する大切さを120人の少年らに訴えました。
この授業は、少年らが少年院を出所した後に暴力団や「匿名・流動型犯罪グループ」“トクリュウ”による犯罪に加担するのを防ぐために行われました。演劇や弁護士による授業もあり、闇バイトの危うさや薬物乱用の実態を伝えました。
参加した少年は「目標を作り、最後までどんなことがあってもあきらめないよう挑み続けたい」と話していました。
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