今週末に向けて冬型の気圧配置が強まり、日本海側は大雪や吹雪など荒れた天気になる見込みです。一方、太平洋側は冬晴れが続く予想です。晴れても空気が冷たく感じられ、年末年始の寒さになる所もありそうです。

週末は北日本で大雪や吹雪
あす4日は、次第に西高東低の気圧配置となる予想です。上空には強い寒気が流れ込む見込みです。5日にかけて、北海道では雪が降り、東北は雨や雪が降るでしょう。
北陸は雨となりそうです。一方、関東から九州は太平洋側を中心に大体晴れるでしょう。
6日以降も冬型の気圧配置が続きそうです。特に、週末の7日から8日は上空にさらに強い寒気が流れ込み、日本付近は冬型の気圧配置が強まるでしょう。
北海道と東北の日本海側を中心に大雪や吹雪となる恐れがあります。北陸でも山沿いや内陸で雪の所が増えるでしょう。
西日本の山や峠でも積雪や路面凍結に注意が必要です。車の冬タイヤへの交換など、雪への備えを早めに済ませておく必要があります。
一方、関東などは晴れる所が多いでしょう。ただ、寒気の流れ込みで、これまでの季節外れの暖かさが一転して、冬の寒さが戻りそうです。名古屋や大阪、福岡など最高気温が10℃から11℃と年末年始頃の寒さになりそうです。
日本気象協会 tenki.jpによりますと、9日には冬型の気圧配置は緩みますが、10日も東北や北陸など雪や雨が続くでしょう。