福島市出身の大学生が、日本から離れた島国フィジーで、島の人たちが「安心して暮らせる土台を作りたい」と活動しています。そのヒントにと学んだのが、会津の伝統工芸でした。

あたり一面を覆うごみの山の中で、売れるものを探す女性。この映像が撮影されたのは、日本から7000キロ以上離れた場所にある世界有数のリゾート地・フィジーです。

佐藤柊さん「約40年前くらい前から、ずっとこの場所にごみが捨てられ続けていて、いまではもう満杯になりそうで、次のごみ処理場を探さないといけない状況になっています」

こうした現実を伝えるのは、福島市出身の大学生佐藤柊さん。現在は、大学を休学し、フィジーの社会問題と向き合っています。

佐藤柊さん

佐藤さん「リゾートはキラキラしていてごみも落ちていない中で、市街地はすごい色々なごみが落ちていて、そういう状況に対して結構ショックだったというか。彼らと話していると、ほかの仕事が欲しいけどそういう仕事がないということを切に訴えていた」

佐藤さん撮影