南城市の古謝市長のセクハラ疑惑などを受けて設置された第三者委員会の2回目の会合が開かれ、職員を対象とした聞き取り調査の実施を決めました。

南城市では、今年5月に市議会の特別委員会が職員に実施したアンケートで、古謝景春市長から受けたハラスメントの報告が複数あったことから先月、調査のために第三者委員会が設置されています。

古謝景春南城市長

25日に開かれた第2回会合で弁護士の赤嶺信也委員長は、古謝市長によるハラスメント調査のため市役所の全職員を対象とした聞き取り調査の実施を決めたと発表しました。

第三者委員会の決定を受け26日、市役所では調査実施の文書を回覧するなどしていて、「ハラスメントを受けた」または「見たことがある」職員に聞き取りへの協力を呼びかけています。

赤嶺委員長は職員から連絡があり次第、5人の委員で分担して順次聞き取りを進めていくほか、必要に応じて古謝市長への確認も行うとしています。