若い世代に建設業の魅力を伝えるイベントが24日、高知県高知市で開かれました。

このイベントは高知県建設業協会が、若い世代に建設業に興味を持ってもらおうと2013年から毎年11月に開いています。

会場には地上からの高さおよそ13メートルとビルの4階ほどの高さまであがる高所作業車や、ショベルカーなどの重機を体験できるコーナーが設けられ、子どもたちは普段触れることができない建設現場の乗り物を楽しんでいました。

また2024年初めて登場したのがVRを使って工事現場に入り込んだような体験ができるコーナーです。この機材は実際に現場で働く社員の安全教育にも使われていて、体験した子どもたちはリアルなシミュレーションに夢中になっていました。

(体験した小学生)
「怖かったけど楽しかったです。ショベルカーとか動かす仕事をしたいです」

(県建設業協会 川上勲夫 専務理事)
「若い方でこれからの建設業を支えていってくれる人が減っていくのではないかとずっと危惧しています。社会のインフラを自分たちが作っていけるという喜びというか仕事の楽しさが建設業の魅力だと思いますので、そういうことを感じていってほしいなと思います」

県建設業協会は2025年以降もイベントの開催を継続していきたいとしています。