台風14号で、福岡県では11人が軽傷、佐賀県では3人が骨を折る重傷を負いました。


◆福岡県内の被害
福岡県は19日午後、災害対策本部会議を開き台風14号の被害の状況を報告しました。県のまとめよりますと、午後2時までに福岡県内ではあわせて11人が軽いけがをしています。このうち、北九州市小倉北区と若松区では、風にあおられて転倒したいずれも70代の男女2人が軽傷を負いました。
このほか、がけ崩れが糸島市と添田町であわせて3件、家屋被害が北九州市や福岡市などであわせて12件確認されています。


◆佐賀県内の被害
一方、佐賀県内では3人が重傷となっています。唐津市では、車庫の屋根が吹き飛ばされ50代の女性が左手を骨折したほか、伊万里市ではバイクで新聞配達をしていた60代の男性が足の骨を折っています。