西日本屈指の荒祭りとして知られる「裸坊祭」が24日夜、山口県防府市の防府天満宮で行われました。

防府天満宮の御神幸祭・裸坊祭は、1000年以上続く、西日本屈指の荒祭りとして知られています。九州に左遷された菅原道真公が、防府の地に立ち寄ったときの様子を再現したものとされます。

裸坊らの「兄弟わっしょい」の声が響き、2基のみこしが現れます。ご神体を乗せた重さおよそ500キロの御網代輿が姿を現すと、まつりは最高潮に達します。およそ4000人の裸坊と御網代輿の迫力に、集まった人たちは歓声を上げていました。

裸坊2人組
「これだけ盛り上がっとったらやっぱり楽しいですね、おもしろいです」
子ども2人
「将来担いでいろんな人を驚かせてみたい」
子どもたち5人
「兄弟わっしょい、兄弟わっしょい」

防府のまちは、裸坊らのかけ声と熱気に包まれました。