デンマークの自治領・グリーンランドで拘束された反捕鯨団体「シー・シェパード」の元代表について、裁判所は来月4日まで勾留を延長することを決めました。
「シー・シェパード」の元代表ポール・ワトソン容疑者(73)は今年7月、デンマーク領のグリーンランドで警察に拘束され、日本政府はデンマーク政府に対し、ワトソン容疑者の身柄の引き渡しを求めています。
警察の発表によりますと、裁判所は13日、ワトソン容疑者の勾留を来月4日まで延長することを決めました。勾留の延長は5度目です。
デンマークの司法当局がワトソン容疑者について日本の身柄引き渡し要請に応じるか検討していますが、裁判所はこの引き渡し要請に関連し、ワトソン容疑者の勾留を続ける必要があると判断しました。
また、ワトソン容疑者は家族の暮らすフランスに亡命申請しましたが、フランスの外相が「国外からの申請では認めるのは困難」と指摘。先月、新たにフランス国籍の取得を申請したということです。
ワトソン容疑者はアメリカとカナダの二重国籍で、フランス国籍の申請は日本への身柄引き渡しを回避するためとみられています。
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