高齢者の死亡事故が相次いでいます。
交通安全山口県対策協議会は今年に入って4回目の交通死亡事故の「警戒情報」を発令しました。

山口県内では10日山口市穂積町の市道で、男(45)が乗用車を運転中に車いすの男性(73)をはね、逃走する事件がありました。

はねられた男性は死亡しました。

また周防大島町などで、今月7日から10日までの4日間で高齢者が関係する死亡事故が合わせて3件発生しました。

高齢者の交通死亡事故が、相次いだとして、交通安全県対策協議会は「交通死亡事故多発高齢者警戒情報」を発令しました。

県は、高齢者の歩行中の事故が相次いでいるとして、明るい色の服装の着用や、反射材の使用を呼びかけています。

「警戒情報」の発令は今年に入って4回目で、先月には「高齢者交通死亡事故多発警報」も発令されています。