山口県宇部市の化学メーカー・UBEグループの第2四半期の連結決算は、3年ぶりの増収増益となりました。

7日会見で発表しました。

UBEグループの2024年9月期の連結決算は、売上高が前の年度と比べて11.4パーセント、250億円増えて2430億円。営業利益は、15.9パーセント、8億円増えて60億円。中間期としては3年ぶりの増収増益となりました。

食品包装用フィルムに使われるナイロンポリマーやカプロラクタムなどの販売数量が増え、販売価格も上昇したことなどによるものです。

一方、経常利益は、出資しているマレーシアの合成ゴムの持株会社が解散した損失を計上したため、94億円減って19億円となりました。

引き続き樹脂・化成品の需要回復が見込めるなどとし、通期の予想は売上高5100億円、営業利益270億円としています。