8日未明、宮城県白石市で住宅や物置など5棟が全焼する火事があり、この家に住む男性がやけどをして病院に運ばれました。

きょう午前1時半頃、白石市越河平の大工・齋藤吉彦さん(72)の住宅で「建物が燃えている」と齋藤さんから消防に通報がありました。消防がポンプ車など8台を出して消火にあたり、火はおよそ4時間後に消し止められましたが、この火事で木造2階建ての住宅兼作業場1棟や敷地内にあった物置など3棟、それに薪小屋1棟が全焼しました。

警察によりますと、この家には齋藤さんら夫婦が2人で住んでいて、齋藤さんが顔にやけどをして病院に運ばれました。60代の妻にけがはありませんでした。警察は、敷地内にあった薪ボイラーが火元となったとみて火事の原因などについて詳しく調べています。