値上げにより消費量が減少している牛乳をもっと飲んでもらおうと岩手県内の乳業関係者が盛岡駅で岩手県産の牛乳を無料配布しました。

これは岩手県牛乳協会などが消費拡大を目的に毎年行っている取り組みです。
8日は盛岡駅に県内の乳業メーカーの従業員など20人が、午前7時半から駅の利用者に200ミリリットルの県産牛乳1500本を無料で配りました。

県牛乳協会によりますと、円安などの影響で乳牛の飼料が高騰し、経営が悪化した酪農家が増えているということです。

(県牛乳協会 杉田忠彦会長)
「冬場にかけて多くの生乳が出る時期に、酪農家さんを応援するためにも牛乳を活用していただきたい」

協会では今後も、牛乳の消費拡大に向けたさまざまな取り組みを行う予定です。