9月に宮崎市の暴力団事務所で発生した発砲事件を受け、宮崎県公安委員会は対立する2つ指定暴力団、「六代目山口組」と「池田組」を特定抗争指定暴力団に指定しました。

指定暴力団の「六代目山口組」と「池田組」をめぐっては、9月、宮崎市田代町にある池田組系志龍会の事務所で、幹部の男性が六代目山口組系暴力団の組員に撃たれて死亡する事件が発生しました。

これを受け、県公安委員会は、「六代目山口組」と「池田組」を特定抗争指定暴力団に指定することを、官報で告示しました。

指定期間の12月7日までの間、警戒区域に指定された宮崎市内では、事務所の使用や集会ができなるほか、対立した組の組員への接触が禁止され、違反すれば中止命令を出さずに検挙できます。

特定抗争指定暴力団の指定は、宮崎県内では初めてです。