プロ野球広島東洋カープの球団関係者がきょう富士大学を訪れ、ドラフト会議で2位指名した佐藤柳之介投手と4位指名した渡邉悠斗選手に指名のあいさつを行いました。
富士大学を訪れたのは広島の白武佳久スカウト統括部長と近藤芳久スカウトの2人です。

広島から2位指名された佐藤柳之介投手は、最速148キロのストレートに加えスライダーやスプリットなど5つの変化球を操る左腕です。

同じく広島から4位指名された渡邉悠斗選手は、身長182センチ体重98キロの大型野手で強肩強打が持ち味です。

その後の会見で近藤スカウトは「即戦力として期待している」と話し、佐藤投手と渡邉選手は引き締まった表情で決意を述べました。

(佐藤柳之介投手)
「1年目から開幕ローテーションに入ることを目標にやっていきたいなと思いますし、キャンプからしっかり自分をアピールして自分の良い所を見てもらえるよう頑張りたい」

(渡邉悠斗選手)
「1年目からレギュラーに定着することが目標で、けが無くプレーし続けられる選手になりたい」

(広島・近藤芳久スカウト)
「即戦の先発投手、来年やってくれるんじゃないかという思いで指名しました。新井監督も期待して渡邉君はバッティングですね。勝負強いバッティングを期待しています」

会見後には2人そろって真新しい広島の帽子をかぶって記念撮影に臨み、1年目から活躍することに誓いを新たにしていました。