地域の観光資源を活用したツアーを企画し、全国から愛媛県の新居浜に修学旅行生を呼び込もうと、地元の高校生と大手旅行会社による打ち合わせが行われました。
全国から修学旅行生を呼び込もうと取り組んでいるのは、新居浜商業高校で観光ビジネスについて学ぶ3年生と、新居浜南高校のユネスコ部メンバーです。
生徒たちは、29日、大手旅行会社・日本旅行の担当者と初めて打ち合わせを行いました。
日本旅行の担当者からは、愛媛県新居浜市内への観光客数は年間およそ250万人で、県内全体の1割程度に過ぎないことが説明され、「観光消費の増加が街ににぎわいをもたらす」「街の誇れるものを発信して欲しい」と呼び掛けました。
日本旅行松山支店 清水栄作支店長
「最終的にはひとつの旅行商品として仕上げるために、君たちの力が合わさらないとできない」
生徒たちは今後、別子銅山などの観光資源を修学旅行生向けの体験型ツアーとして企画するため、食事メニューの開発や観光案内を行って協力し、12月には試験的にモニターツアーを実施する予定です。
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