防衛省は、けさ北朝鮮が弾道ミサイルを北朝鮮内陸部から北東方向に向けて、少なくとも1発発射したと発表しました。ICBM=大陸間弾道ミサイル級と分析しています。
中谷元 防衛大臣
「弾道ミサイルはこれまで最長の(飛翔)時間であり、かつこれまで最高の飛翔高度であったと推定をいたしております」
中谷防衛大臣によると、けさ北朝鮮から発射されたICBM級ミサイルについて、過去最長のおよそ1時間26分間飛翔し、日本のEEZ=排他的経済水域の外に落下したということです。高度は過去最高の7000キロを超えると推定しているということで、「従来のミサイルを超えるもの」との見解を示しました。
林官房長官は北京の大使館ルートを通じて厳重に抗議したと明らかにしたうえで、「北朝鮮が更なる挑発行為に出る可能性はある」との考えを示しています。
アメリカ オースティン国防長官
「彼ら(北朝鮮)に対し、インド太平洋地域とヨーロッパの戦域の両方で不安定化をもたらす可能性がある行動をやめるよう求めます」
一方、北朝鮮がミサイルを発射する前、アメリカと韓国がオースティン国防長官と金龍顕国防相の出席のもと、安保協議会議を開催。両者は「ロシアと北朝鮮の軍事協力が、物資の移動を超えて実質的な派兵まで続いている」と強く非難していました。
このことから韓国の聯合ニュースは、ミサイル発射は「アメリカと韓国の非難に不満を表す一方、ロシアに向かっている国際社会の視線を分散しようとする意図もある」と報じています。
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