イランへの空爆を実施したイスラエルは、攻撃に先立ち、反撃を行わないようイランにメッセージを送っていたとアメリカメディアが報じました。事態のさらなる激化を避ける狙いがあったとみられます。
イスラエルは26日、イランの複数の地域でミサイルの製造施設などを空爆しました。イラン側は迎撃したと強調する一方、限定的な被害が出たことを認めたほか、軍の兵士4人が死亡したとしています。
こうしたなか、アメリカのニュースサイト「アクシオス」は、イスラエルが攻撃に先立ち、第三国を通じて、イランに反撃しないよう求めるメッセージを送っていたと報じました。さらに、攻撃対象とそうでないものを伝えていたとみられています。
事前に通告した理由について、「アクシオス」は関係者の話として、「事態の激化を防ぐためだった」と伝えています。
一方、アメリカのバイデン大統領は「これで終わることを望む」と述べ、軍事的な応酬が止まることに期待を示しました。
イランの国連代表部は、イスラエルの空爆がアメリカ軍の管理下にあるイラク領空から行われたと「X」に投稿しました。そのうえで、「アメリカがこの犯罪の共犯者であることは確実だ」と指摘しました。
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