富山市ファミリーパークに世界の鳥たちが大集合です。9月17日にオープンする新しい施設の様子を一足先にどうぞ。

富山市ファミリーパーク、キリンコーナーの近くに完成した新施設。

一歩中へ入ると耳慣れない鳴き声。

光沢があったり、色鮮やかな羽毛が目を引く鳥たちがたくさん。

ここは熱帯に棲息する鳥たちを集めた「熱帯鳥類館(ねったいちょうるいかん)バードピア」です。

飼育されているのは12種38羽。そのうち6種が絶滅の危機に瀕している国際希少野生動物に指定されています。

こちらはそのひとつ、鮮やかな羽毛が特徴的なアカコンゴウインコ。

「熱帯の鳥」といって想像する方も多いかもしれませんね。本来は南米大陸のアマゾン川流域が生息域です。

こちらは、アフリカ大陸に広く生息する赤い尻尾がかわいらしいヨウムたち。

5羽飼育されているんですが、複数羽飼育されるのは非常に珍しく、繁殖にも取り組むそうです。

こうした希少な鳥たちを飼育するため、室内は熱帯の環境を再現していて室温は25度から30度に保たれ、そのほかにも鳥たちが快適に過ごせるよう工夫されています。

富山市ファミリーパーク 村井仁志 園長:
「湿度が保てるようにミストが定期的に出るようにしていますし、鳥のさまざまな声とか生活環境の滝の音とかを直接聞けるような施設にしています。そういったところを楽しんでいただけたらなと思います」

展示スペースの上部はガラスではなく網目状になっていて、鳥の声がダイレクトに聞こえるそうです。バードピアは9月17日のオープンです。