高知で働く外国人たちに防災について知ってもらい災害に備えてもらおうと、23日夜、高知県高知市で学習会が開かれました。

この防災学習会は高知県内に住む外国人のサポートなどを行っている県国際交流協会が、2023年から開いています。

県内に住む外国人の数は年々増えていて、言葉や文化の違いがある中、災害時に適切に対応できるかが課題となっています。

23日夜はカンボジア人やイギリス人など9人が参加し、地震や台風など日本にどんな災害があるかや、避難所でどのように過ごすかなどを学びました。また、地震の際に転倒しにくい「カエルのポーズ」を体験するなど、防災への理解を深めていました。

(イギリスから)
「とても役に立ちました、何をすべきか分かりました。イギリスでは地震がないので怖いです」

(イギリスから)
「自身を守るための座り方と頭の守り方を新しく学びました」

県国際交流協会は外国人も含めた地域コミュニティのつながりを災害時にも活かせるよう、県民に対しても多文化共生を啓発していきたいと話しています。