今月27日投開票の衆議院選挙は、24日から3日攻防に入りました。県内4つの選挙区のうち、2つの選挙区で自民党とオール沖縄勢力が激しく競り合っています。
JNNと毎日新聞は合同で携帯電話を使ったインターネット調査を行い、取材を加味して衆議院選挙の終盤情勢を調べました。

沖縄1区では共産党の赤嶺政賢(あかみね・せいけん)さんと自民党の国場幸之助(こくば・こうのすけ)さんが接戦です。無所属の下地幹郎(しもじ・みきお)さんは追い上げに懸命です。
赤嶺さんは社民党と共産党の支持層を約8割、立憲民主党の支持層を約7割固めています。
国場さんは公明党と自民党の支持層から支持を得ていますが、約6割にとどまっています。

沖縄2区は社民党の新垣邦男(あらかき・くにお)さんが先行し、自民党の宮崎政久(みやざき・まさひさ)さんが追っています。その他の候補は広がりを欠いています。
新垣さんは社民党の支持層を9割固め、立憲民主党と共産党、それぞれの支持層からも約7割の支持を得ています。
宮﨑さんは公明党と自民党支持層に広がりを見せていますが、ともに6割ほどの支持にとどまっています。