北朝鮮がウクライナ侵攻を続けるロシアに兵士を派遣しているとの見方が広がっています。ロシアとの関係をさらに深める北朝鮮の思惑とは…
ウクライナ当局が公開した、北朝鮮の兵士とされる映像です。ロシア国内の演習場で荷物を受け取り、ウクライナへの派遣に備えているとしています。
さらに、20日に公開されたのはこちらの画像。ロシアで使われる帽子や軍服のサイズが書かれています。「朝鮮式サイズ」と記された欄は空欄となっていて、北朝鮮兵に装備品を支給するための調査票だとしています。
韓国 国家情報院
「北朝鮮が参戦を始めた」
韓国の情報機関「国家情報院」は、8日から13日の間に北朝鮮軍の兵士およそ1500人がロシアへ移動したと発表。ウクライナのゼレンスキー大統領もこれまでに北朝鮮の関与を明言していて、20日には「明確な証拠がある」と主張しています。
専門家は、実際に派兵しているかはわからないとした一方で、「可能性は当然考えられる」と話します。
慶應義塾大学 礒崎敦仁 教授
「今のロシアと北朝鮮との関係は最も良い関係になっています。その急接近というのは、双方がお互いを必要としたからこそです」
背景にあるのは、ウクライナ侵攻の長期化です。ロシアでは兵員不足が指摘されていて、6月には北朝鮮と有事の際の相互支援を盛り込んだ新たな条約を締結しました。
一方、派兵は北朝鮮にもメリットがあるといいます。
慶應義塾大学 礒崎敦仁 教授
「実戦によって軍事的なデータを獲得するとともに、外貨獲得も見込めるであろうということ」
ただ、北朝鮮とロシアの蜜月関係がどのくらい続くのかについては、「かなり疑問がある」といいます。
慶應義塾大学 礒崎敦仁 教授
「ウクライナ戦争の動向によって、プーチン政権が北朝鮮をこれ以上必要としなくなる可能性は中長期的に出てくる。北朝鮮は北朝鮮で、今後アメリカの大統領が誰になり、新大統領が北朝鮮に大きく譲歩する可能性などがあれば、ロシアとの関係も変わりうる」
礒崎教授は、大規模な派兵が事実であれば、金正恩政権にとって「非常に大きな決断だった」と分析しています。
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