11日朝、北アルプス黒部峡谷の登山道で、41歳の公務員の男性がおよそ15メートル滑落し富山県警のヘリで救助されました。男性は手首の骨を折るなどの重傷です。
黒部警察署によりますと11日午前8時ごろ、北アルプス黒部峡谷の標高1750メートルの仙人温泉小屋から南西750メートル付近の登山道で、静岡県の公務員の男性がバランスを崩し、南側の斜面におよそ15メートル滑落しました。
同行していた登山者の男性から救助の要請を受けた別の登山者が、仙人池ヒュッテの従業員を通して富山県警の室堂警備派出所連絡しました。
連絡を受け、県警ヘリが男性を救助し病院に搬送しましたが、男性は右手首などを折る重傷です。男性は同行者2人と仙人池ヒュッテから阿曽原温泉小屋に向かう途中の事故でした。
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