停留所は341か所も

熊本市では、利用者の減少や運転士不足により、路線バスの運行エリアが減少しています。

熊本市 移動円滑推進課 徳田隆宏課長「公共交通空白地域での運行をほぼ前提としているので、公共交通を利用しにくい方を駅とかバス停とかに接続させることが目的」

公共交通機関の空白地域を埋める。そのため、サービスの特徴の1つが停留所の多さです。

記者「住宅街のごみ置き場に停留所が設けられています。こちらの停留所から一番近い停留所まで歩いてみましょう」

実際に歩いてみると…場所によっては、停留所の距離が100メートルもない所もありました。

運行エリアに設置された停留所は現時点で341か所。※2024年10月15日時点

停留所は、住民の要望や利用状況によって随時変更されています。

高齢者の生活を支えるため、ますます重要度が増す地域交通。AIデマンドタクシーは新たな一手となるのか、模索が続きます。

熊本市 移動円滑推進課 徳田隆宏課長「地域の最低限の移動を支えるという目的で導入していますので、持続可能性も踏まえて今後運行台数などは検討して行きたいなと」