今月27日に投開票される衆議院選挙に向けて参政党は11日、公認候補を発表しました。

次の衆議院選挙で参政党は沖縄1区から3区にそれぞれ公認候補を擁立する方針で、このうち2人が会見を開きました。

琉球大学工学部教授で1区から出馬予定の和田知久さんは「長く続いてきた自民党の政治によって日本の産業が海外に買われ、国内が全然豊かにならない」などとしたうえで、減税や積極財政への方針転換を政府に求めていく考えを示しました。

和田知久さん


2区から出馬予定で写真館に勤務する会社員の今野麻美さんは、「ワクチンや薬害の問題が報じられていないことに危機感を感じている」と述べたほか、日本人の健康を守るため高齢化や後継者不足などの問題を抱える日本の農業を支えたいなどと訴えました。

今野麻美さん


参政党からはこのほか運送会社に勤務する会社員の新城司さんが3区から立候補する予定です。

一方、普天間基地の名護市辺野古への移設の是非については、今回の衆院選で党としての賛否は決めていないとしています。