広島カープは、ことしもシーズンを通して多くの若鯉の台頭がありましたが、初めての1軍出場をかなえただけでなく、そのまま1軍に帯同し続けることに成功した 二俣翔一 選手に話を聞きました。

ブレークを期待された若鯉たちでも1軍定着は至難の技―。誰もが1軍を目指し、しのぎを削る中、ことし、結果を残したダークホースがいました。

2024年シーズン出場数
田村俊介 37試合 中村奨成 30試合 二俣翔一 80試合

広島カープ 二俣翔一 選手(5月)
「なんとか1軍にいられているので、ここからしっかり食らいついていきたいなっていうのはあります」

2軍で今シーズンの開幕を迎えた二俣。しかし、新外国人選手2人の離脱をきっかけに1軍切符を手に入れると、内外野問わないユーティティープレーヤーとしてしっかりチャンスをつかみ取りました。

そこから4か月、念願の1軍定着をみごとにかなえ、今シーズン、80試合に出場した二俣にあらためてシーズンを振り返ってもらいました。

二俣翔一 選手
「1年間やってきて、自分の役割っていうのもわかってきたので、最後の守備だったり、あとは代打でのバントだったりっていう、そういうものをしっかり意識して、なかなかスタートで出る場面は少ないので、そういう後から行くときのことを考えて練習からしっかり準備して取り組んでいます」