投票日まで1か月を切ったアメリカ大統領選挙で、オバマ元大統領がハリス副大統領の応援に本格的に動きだしました。
アメリカ オバマ元大統領
「携帯電話を置いて投票に行きましょう。友人や家族を誘って投票するのです。次の大統領カマラ・ハリスのために投票しましょう」
オバマ元大統領は10日、東部ペンシルベニア州で開かれた民主党の選挙集会でハリス副大統領を応援する演説を行いました。
ライバルのトランプ前大統領について「考えているのは自分のエゴと金とステータスだけだ」と批判するとともに「文句を言っても伝わらない。投票をすれば伝わるのだ」と票を投じる重要性を強調しました。
また、集会の前に訪れたハリス陣営の選挙事務所では「私が出馬したときのような活気や盛り上がりはまだ見られない」と挨拶し、支援活動にさらに力を入れるよう訴えました。
オバマ氏は今後、来月5日の投開票日に向けて勝敗の行方を左右すると言われる激戦州をまわり、応援演説を行う見通しです。
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