衆議院が解散され、前回に続く「短期決戦」となる今回の衆院選。福島1区の議席を争う前職2人は10日、選挙区内の同じイベントに出席し、事実上の選挙戦が本格化しています。
福島県二本松市で行われた「二本松の菊人形」の開場式。会場には、27日に行われる衆院選で、福島1区の議席を争う自民党の前職・亀岡偉民さんと立憲民主党の前職金子恵美さんが出席しました。
自民・前 亀岡氏「みなさんが守り続けてきた伝統と文化、少しでもみなさんのお役に立てるように働いていきたい」
前回、小選挙区で敗れ、2回連続で比例復活している亀岡さんは、党の規定により、比例の重複立候補をしないため、小選挙区での勝利が必須となります。
亀岡氏「小選挙区しかない、比例はないので、とにかく名前を書いてもらう。必ず議席を獲得しないとお手伝いできないので、必死でみなさんに理解してもらい、なんとかこれから働かせてもらいたい」
今回の選挙から1区に変更された二本松市で、地元の関係者らと交流した亀岡さんは、選挙戦に向けて意気込みを語りました。
亀岡氏「にぎわい創出、交流人口を増やすための努力、やるべきことがたくさんある。何としても議席を獲得して、しっかりとお役に立てるように働きたい」
一方、立憲民主党の前職・金子恵美さん。
立憲・前 金子氏「この菊人形に多くの方々が集うように、心からご祈念申し上げる」
3年前の衆院選では、亀岡さんに5000票あまりの差をつけ当選しました。
金子氏「二本松のこれ、玄米パンが好き」
菊人形の鑑賞後は売店に立ち寄り、好物だという玄米パンなどを購入。女性店員らから熱い激励を受け、店をあとにしました
金子氏「二本松はおいしいものがたくさんあるところなので、これを食べて元気になって選挙戦に向かっていきたい」
また、午後には労働組合「連合福島」の総決起大会に出席。自公政権への批判を強め「政治改革」の実現を力強く訴えました。
金子氏「絶対に政治改革を本気でやらなければ、働く皆さま方の思いがより良い政策に反映されることはない。最後の最後までご声援を賜りますようよろしくお願い申し上げます」














