巨大流通グループが大きな転換点を迎えています。セブン&アイ・ホールディングスは、コンビニ事業に注力する新たな改革方針と、社名の変更を発表しました。
セブン&アイが発表したのは、グループ傘下の「コンビニ以外」の事業について、一部株式を売却して分離する方針です。
対象となるのは、▼4年連続の赤字となっているイトーヨーカ堂などスーパー事業や、▼デニーズなどを運営するセブン&アイ・フードシステムズ、▼生活雑貨の「ロフト」、▼ベビー用品を扱う「赤ちゃん本舗」など小売りやレストラン事業などです。
中間持ち株会社「ヨーク・ホールディングス」を設立し、分離する事業の再編を行うということです。
加えてセブン&アイ・ホールディングスという社名も「セブン-イレブン・コーポレーション」に変更する予定だとしています。
セブン&アイは、カナダのコンビニ大手から前回の提案を上回る7兆円規模の買収提案を仕掛けられています。
コンビニ事業により一層注力することをアピールし、買収に対抗したい考えで、きょう夕方に井阪社長が説明する見通しです。
注目の記事
“あと1個”や“残り1分”「ダークパターン」の可能性、“ひっかけ型”で定期購入も【Nスタ解説】

【最新】女子中学生をはねとばした”危険運転” 事故から2週間...中学生は未だ意識不明 ドライバーは "停車した車" を追い抜き命を危険に...「危険運転」とは何か 事故の状況からわかる恐ろしさとは(山形・酒田市)

「胸がなくても大丈夫」乳がん公表の梅宮アンナさん…闘病から電撃結婚までを語る 家族への願い「変わりなく接してほしい」

【初密着】110番通報を受ける『大阪府警・通信指令室』 約2割は"迷惑通報"など緊急性なし「何千回も同じ内容でかけてくる」 それでも府民の命を救うため「どんな声にも耳を傾ける」

「謎の光る帯」上空で目撃 明け方に揺れるその正体は…専門家に聞いてみると 鹿児島・姶良市

今シーズン「ノロノロ台風&迷走台風」多発か さらに勢力は去年より増す可能性も 海水温の上昇だけでなく“偏西風”にも理由があった 備えるため「予報円」正しい理解を tbc気象台
