巨大流通グループが大きな転換点を迎えています。セブン&アイ・ホールディングスは、コンビニ事業に注力する新たな改革方針と、社名の変更を発表しました。
セブン&アイが発表したのは、グループ傘下の「コンビニ以外」の事業について、一部株式を売却して分離する方針です。
対象となるのは、▼4年連続の赤字となっているイトーヨーカ堂などスーパー事業や、▼デニーズなどを運営するセブン&アイ・フードシステムズ、▼生活雑貨の「ロフト」、▼ベビー用品を扱う「赤ちゃん本舗」など小売りやレストラン事業などです。
中間持ち株会社「ヨーク・ホールディングス」を設立し、分離する事業の再編を行うということです。
加えてセブン&アイ・ホールディングスという社名も「セブン-イレブン・コーポレーション」に変更する予定だとしています。
セブン&アイは、カナダのコンビニ大手から前回の提案を上回る7兆円規模の買収提案を仕掛けられています。
コンビニ事業により一層注力することをアピールし、買収に対抗したい考えで、きょう夕方に井阪社長が説明する見通しです。
注目の記事
「開かずの扉」はなぜ開いたのか? 森友文書17万ページ“奇跡の開示”の舞台裏 石破前総理・加藤前財務大臣らが証言【報道の日2025】

パンや味噌汁でもアルコールを検知してしまう?飲酒してなくても摘発されてしまうのか 警察に聞いてみた

“ポンコツ一家”で過ごした5年間 認知症の母と一発屋芸人 にしおかすみこさんが語る「ダメと言わない」介護【前編】

「下請け」は"NGワード" 法改正で消える暗黙の上下関係 フリーランスも保護【2026年から変わること】

免許証には「12月28日まで有効」届いたハガキの更新期限は「1月5日」免許センターまで車で行くと違反?警察に聞いてみると…

【実録・詐欺犯VS警察官】 詐欺電話を受けたのは“本物の警察官”「信号検査・逮捕令状・強制捜査」次々に出る専門用語…人々が騙される巧妙な手口を公開









