2022-23Vリーグ男子1部に新チームとして参戦する「東京グレートベアーズ」が8日、東京都内で会見を開き、クラブビジョンと新ユニフォームの発表を行った。

新チームの「東京グレートベアーズ」は今年の5月末をもって活動休止となった「FC東京」を株式会社ネイチャーラボが譲り受けるかたちで、6月に発足。
クラブのコンセプトに「『バレーボールドリーム』バレーボールで夢を叶えたい人たちのためのクラブになる」を掲げ、スポーツ界の発展にも貢献するとしている。

東京グレートベアーズはV1男子初のプロチームで、全選手がプロ契約を結んでいるため、選手はプレーだけでなくSNSでの発信、集客、収益を意識した活動も求められる。

2020-21シーズンからFC東京に所属し、廃部の危機から一転、東京グレートベアーズのキャプテンとして新たなシーズンに挑む古賀太一郎(32)は「もう一度バレーボールができる楽しさ、嬉しさというのを本当に身に染みて感じている。バレーボールの楽しさを全力で体現する事が選手一同考えていること」と喜びを噛みしめた。


古賀キャプテン

新チームらしく「リーグをかき乱すような存在として勢いを持って全チームにぶつかっていく。ファンの皆さんと共に素晴らしいチームを築き上げる礎を今シーズン作っていきたい」と力強く豊富を語った。

東京グレートベアーズは、V1では男女を通じて東京を本拠地とする唯一のチーム。ホームゲームは東京体育館や有明コロシアム、代々木体育館など日本代表の試合でも使用される大規模な体育館で行う予定だ。
ホームゲームの初戦は10月29日、東京体育館にてウルフドッグス名古屋と戦う。