今年のノーベル生理学・医学賞に、遺伝子制御で重要な役割を果たす「マイクロRNA」を発見したアメリカの教授2人が選ばれました。
スウェーデンのカロリンスカ研究所は7日、今年のノーベル生理学・医学賞を発表しました。選ばれたのは、ヒトを含む多細胞生物の遺伝子制御で重要な役割を果たす生体分子「マイクロRNA」を発見した▼アメリカ・マサチューセッツ大学のビクター・アンブロス教授と、▼ハーバード大学のゲイリー・ラブカン教授です。
2人は「線虫」という小さな生き物を使った実験から、遺伝子の活動を制御している「マイクロRNA」の働きを突き止めました。
「マイクロRNA」はヒトでも見つかり、その働きに異常があると、がんの発生や先天的な疾患などにつながる可能性が指摘されています。
ノーベル委員会は2人の功績について、「ヒトを含む、多細胞生物にとって不可欠な遺伝子制御の全く新しい原理を明らかにした」と評価しています。
8日は物理学賞が発表されます。
注目の記事
愛媛県民は「を」を「WO」と発音? 47都道府県調査で見えた驚きの「常識」

「米はあるのに、なぜ高い?」業者の倉庫に眠る新米 品薄への恐怖が招いた“集荷競争”が「高止まり続く要因に」

大阪王将 ドーナツ業界に進出「ぎょーナツ」餃子味、麻婆豆腐味って? 異業種が参入するワケ【Nスタ解説】

1枚500円なのに交換は440円分…農水大臣が「おこめ券」にこだわる理由、百貨店商品券との違い【Nスタ解説】

「武蔵が沈んだ…」部下を思い、涙した初代砲術長・永橋爲茂 戦後なぜ、家族を残し一人島で暮らしたのか #きおくをつなごう #戦争の記憶

「BYD」「テスラ」米中2大EVメーカーが北海道進出《なぜ?》「北海道はブルーオーシャン」寒冷地でEVは普及するのか「ノルウェーでは93%のEV浸透」









