外国人観光客に対し全国的に増加傾向にある「白タク行為」を防ごうと、大分県由布市で啓発活動が行われました。
この取り組みは外国人観光客が増える中国の国慶節が始まったことに合わせて大分運輸支局が実施しました。
JR由布院駅前で運輸支局の職員や警察官が自家用車を使った無許可のタクシー行為、いわゆる「白タク」を利用しないよう外国人観光客に呼びかけました。

全国的に配車アプリを使用した「白タク」が増加していて県内でもタクシー事業者から目撃情報が寄せられています。
(大分運輸支局・野中綾介首席運輸企画専門官)「無許可のタクシーというのは、正規のタクシーと比べても、安全性や補償の面で非常に問題がある。危険なので使わないようにしていただきたい」
大分運輸支局では今後も大型連休など外国人観光客が増える時期に啓発活動を行うことにしています。