今日から空港などの新型コロナウイルスの水際対策が緩和されました。韓国の旅行会社では日本旅行の予約が2倍に増加、インバウンド需要はどこまで回復するのでしょうか?
■入国は「スムーズに入れた」 観光地外国からの電話増加 きょうから水際対策緩和

これまで入国の際、全ての人に求めていたPCR検査による陰性証明の提出。9月7日からはワクチンの3回接種を条件に提出が不要となりました。
負担の軽減に空港の利用者はーー
タイへの旅行客
「どんどん緩和してくれると動きやすくなるし、ありがたいです」
ベトナムから帰国
「これまで(陰性証明)必要な人の話聞いてて、すごく時間がかかるよって聞いていたんですが、スムーズに入れました」

1日あたりの入国者数の上限も2万人から5万人に引き上げられたほか、
外国人観光客による添乗員なしの、パッケージツアーも解禁されました。
コロナ前は、外国人旅行客で賑わった東京・浅草。着物のレンタル店には、今回の緩和策の発表後、大きな反響が。

浅草 着物レンタル 大吉 大友 雄介 店長
「外国の旅行会社さんからのお問い合わせが本当に増えてきた。ここ数日でそういう印象があります」
問い合わせはアジア圏に加え、遠く離れた南アフリカからもあったということです。
浅草 着物レンタル 大吉 大友 雄介 店長
「信じられないくらい電話が多いです。大いに期待しています」
同じ浅草にある宿泊施設。以前は、宿泊客の9割が外国人旅行者でしたが、コロナ禍でほぼゼロの状態になりました。
外国人客が戻る見通しが立たなかったことから、施設は2022年7月にリニューアルを実施。サウナを併設した「サウナホテル」に生まれ変わりました。

サウナランド浅草 小曽根 葵 A・ブランドマネージャー
「いまサウナブームというが起きている中で、日本人のゲストを取り込めるように」
日本人向けにリニューアルしたホテルですが、今回の緩和を受けてーー
サウナランド浅草 小曽根 葵 A・ブランドマネージャー
「年末とか年明けあたりの予約では、外国人ゲストの予約も入ってきております」