宮城県名取市内の県道で酒を飲んで運転したうえ、道路を渡っていた男性をはね死亡させた罪に問われている男の裁判で、仙台地方裁判所は2日、男に懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
判決を受けたのは、名取市の会社員・三輪浩徳被告(40)です。
判決などによりますと、三輪被告は去年11月、名取市上余田の県道で、酒を飲んで乗用車を運転し、道路を歩いて渡っていた仙台市太白区中田三丁目のアルバイト・菊地光希さん当時27歳をはね、死亡させた罪に問われています。

2日、仙台地裁で開かれた判決公判で、米満祥人裁判官は、「月命日に献花するなど反省している」とした一方、「基準値の2倍以上のアルコールが検出される状態で運転したうえ、被害者をはねて死亡させたのは危険で悪質な犯行」などと指摘。
三輪被告に懲役2年の実刑判決を言い渡しました。