いわゆる「袴田事件」の再審=やり直しの裁判で静岡地裁が袴田巖さんに無罪判決を言い渡したことを受けて、姉のひで子さんらが法務省を訪れ、控訴しないよう求める要請書を提出しました。
袴田巖さん(88)は1966年に静岡市のみそ製造会社の専務一家4人を殺害した罪に問われ死刑が確定しましたが、再審=やり直しの裁判で静岡地裁は先月、無罪を言い渡しています。
焦点は控訴期限の今月10日までに検察側が控訴するかどうかですが、きょう(2日)袴田さんの姉、ひで子さんらが法務省を訪れ、控訴しないよう求める要請書を提出しました。
ひで子さんは、「長年刑務所にいた弟のためにも、ぜひ良い判断をお願いします」と求め、対応した法務省の佐藤淳官房長は「しっかりと受け止めて理解したつもりです。法務大臣に伝えます」と答えました。
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