若者のがん検診受診を促進しようと、福岡県は県内の大学に通う女子学生と共同で啓発グッズを完成させました。
◆女子学生と共同開発
福岡県庁で7日お披露目されたのは、ポスターやパンフレット、ウエットティッシュなどがん検診を啓発するグッズです。
福岡県が県内の大学に通う女子学生と3か月間にわたって協議して完成させました。
県によりますと、福岡県のがん検診の受診率は全国平均より低く、中でも20代前半の子宮頸がん検診の受診率は15%程度にとどまっているということです。
◆自治体や企業から問い合わせ
純真学園大学看護学科3年松元希央弥さん
「これを見て自分もがん検診に行かなきゃなということとそこから周りの人にもがん検診を広げていってもらえたらいいなと思います」
啓発グッズにはすでに多くの市町村や企業から問い合わせが寄せられているということです。県では今後3年間にわたってこのグッズを活用して啓発活動を行うことにしています。
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