火災を早期に発見し速やかに避難してもらおうと、宮城県大崎市で2日、一人暮らしの高齢者の自宅に消火器などを設置する支援活動が行われました。
大崎市鳴子温泉では2日、鳴子消防署の署員が一人暮らしの高齢者の自宅28軒を訪問し、住宅用の消火器などを配布して回りました。
また、台所や寝室などに設置が義務付けられている火災警報器が設置されていない住宅もあり、消防署員が必要な場所に警報器を取り付けていきました。

一人暮らしの高齢者:
「ありがたい。火の元をより一層気を付けていきたい」
鳴子消防署・石山力予防課長:
「これから寒い時期になり火を使う機会が増えると思う。高齢者の方はより一層火の戸締りをしてもらい、火災が発生することがないようお願いしたい」
消防によりますと、全国の住宅火災による死者のおよそ7割が高齢者だったということです。
鳴子消防署は「高齢者は避難が遅れることが多く、火災を早期に発見し速やかに避難してほしい」としています。