クマの出没が増加するシーズンを前に去年、人身被害が発生した富山市南部で27日、警察と猟友会が連携してクマを駆除するための研修会を開きました。
この研修会は、去年、クマの人身被害が多発したことを受けて富山南警察署が地元の猟友会と開いたもので、警察官およそ40人が参加しました。

中では大沢野・細入猟友会の堀田博副会長が、一番重要なのは猟友会が来るまで、警察もクマがかかった檻や罠に近づかず、住民も近づかせないように安全を確保することだと説明しました。
富山南警察署生活安全課長 西野拓郎警部「クマを探すのではなく住民の安全を守るということで動くことが大切だと学びました。市民の方には現場の警察官の指示にしたがって自分の身を守るということをしていただきたい」
