台風11号の接近から一転。大分県内は各地で午前中から記録的な暑さとなりました。

6日の県内は遠ざかる台風に向かって南寄りの暖かい風が吹き込んだことに加え、山を越えて下る際にフェーン現象が発生して気温が上昇しました。

これにより大分市では九州の中でトップとなる最高気温34.4度を観測。ほかにも杵築市で34.1度など県内6つの地点で平年の最も暑い時期を上回りました。

JR大分駅前では日傘や手持ちの扇風機などを持って暑さをしのぐ人の姿が多く見られました。

(歩行者)「晴れてて結構急に暑くなったっていう印象です」「蒸し暑いです。9月なのに。日差しはもう勘弁です」「今ちょっとお散歩に。早く涼しく過ごしやすくなったらいいなと思います」

台風11号が遠ざかった6日夜は暑さがやわらぐ一方で、7日は秋の乾いた空気に覆われるため湿度が低くカラッとした暑さとなりますが、引き続き平年を上回る気温が予想されます。