地元の産業について子どもたちが学びました。
宮崎県日南市の小学校では、近海一本釣り漁で漁獲量日本一を誇る地元特産のカツオを使った料理教室が開かれました。
これは、より身近に地産地消について考えてもらおうと、県内で食育や地産地消を推進する「みやざきの食と農を考える県民会議南那珂地域支部」が、日南市の吾田東小学校で開いたものです。
料理教室には5年生35人が参加し、日南市漁協女性部「はまっこ」のメンバーがカツオのさばき方を指導。
このあと、児童たちが新鮮なカツオに包丁を入れ、慣れない手つきながらも三枚おろしや刺身に挑戦しました。
(児童)
「頭を切り落としたり三枚おろしにするのが難しかった」
「カツオの部位を知ることができてよかった。カツオがみんなに知られているということがうれしかった」
そして、児童たちは、港町の郷土料理「カツオの漬け丼」を完成させ、海の恵みに感謝しながら味わいました。
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