秋の高校野球岩手県大会は大会4日目の25日、盛岡市と花巻市の2球場で2回戦4試合が行われ、ベスト8が出そろいました。
きたぎんボールパークの第1試合は久慈高校と大船渡高校の対戦。両チームともに背番号1を背負うエースが先発登板しました。
久慈は1回ウラ、大船渡の先発・熊谷航から2番・谷崎がスリーベースヒットでチャンスを作ると、打席には3番・ピッチャーの宇部奨人。
宇部の犠牲フライで1点を先制します。
久慈はその後、5回と7回に相手守備のエラーなどで追加点を奪います。
反撃を狙う大船渡ですが、チャンスに打線がかみ合わず無得点。
大船渡は9回、連続ヒットなどで2アウト満塁のチャンスを作りますが…
久慈のエース・宇部奨人に11個目の三振を奪われゲームセット。
大船渡の熊谷航投手は13奪三振の力投も打線の援護がなく力尽きました。
投手戦となった試合は久慈が大船渡に3対0の完封勝ちであすの準々決勝進出です。
(久慈・宇部奨人投手)
「絶対抑えられるという自信があったので、最後自分の自信のある球で三振とれてよかったなと思います」
(大船渡・熊谷航投手)
「球速アップや変化球でカウントをもっととれるように来年の春や夏に向けて頑張っていきたい」

きょうはこのほかご覧の3試合が行われ、秋の県大会ベスト8が出そろいました。
26日は盛岡と花巻の2球場で準々決勝4試合が行われます。

その後、27日の休養日を挟んで28日に準決勝、29日には決勝と3位決定戦が行われます。